弁護士紹介

代表弁護士
門井 節夫Setsuo Kadoi
出身地
茨城県常総市(旧石下町)
経歴
1964年3月 茨城県立下妻第一高等学校卒業
1968年3月 明治大学法学部法律学科卒業
1971年3月 司法修習修了(23期)
1971年4月 弁護士登録(第二東京弁護士会)
1971年4月 東京中央法律事務所入所
2000年2月 茨城県弁護士会に登録換、門井法律事務所開設
2004年10月 つくばね法律事務所に名称変更
趣味・特技
書店散策/スポーツ観戦
メッセージ
 私は今年(2022年)で弁護士になって52年になる。登録後30年は東京で仕事をし、その後故郷の下妻に事務所を開設して22年になる。
 大学紛争や裁判官の再任など司法の危機といわれた直後の1971年に弁護士になったが、少しは社会的に意味ある事件に関わりたいと考え、教育問題や社会保障などの事件に取り組んでいた東京中央法律事務所に入った。この事務所で過ごした30年の間、多種多様な事件に関与したが、終始弁護団事務局員として関与した家永教科書裁判、一審で無期懲役とされた事件で主任弁護人となり控訴審で逆転無罪とした大森勧銀強盗殺人事件や鹿児島夫婦殺人事件などのえん罪事件、相当数の官公労働者の刑事事件、懲戒処分取消訴訟等を担当したことが印象に残っている。
 また私は東京での仕事の傍ら、20年以上にわたって茨城県石下町や水海道市(現在の常総市)等の農協の顧問として無料法律相談、機関誌の相談コーナーの執筆等を担当してきた。
弁護士生活30年を機に、弁護士過疎地であった故郷に戻り、地域の人たちの良き相談者となろうと考え、2000年2月に茨城県弁護士会に登録換をして現在地に門井法律事務所を開設。その後2004年に「つくばね法律事務所」に名称を変更し現在に至っている。
 「町(街)医者的弁護士」として地域の個人、会社等のあらゆる事件の相談に応じ、また裁判所を通じて依頼される破産管財人、成年後見人等の業務も担当している。下妻に移った後にも、担当した交通刑事事件や窃盗事件等で無罪や一部無罪、再度の執行猶予判決等をとっている。
 なお、現在も、前述した常総ひかり農協とつくば市谷田部農協で組合員対象の無料相談を担当し、つくば市谷田部農協の機関誌に法律相談コーナーを執筆している。
活動
・大森勧銀事件について弁護団が執筆した「逆転無罪-宿直行員殺し」(徳間書店刊)、日弁連の研修で報告した「ある冤罪事件の弁護活動-大森勧業銀行強盗殺人事件の場合」(昭和56年度現代法律実務の諸問題所収)等
・教科書裁判については弁護団がまとめた「家永教科書裁判」(日本評論社刊)の一部
・日弁連誤判原因調査研究会の一員として執筆した「誤判原因調査研究」(現代人文社刊)
・交通刑事事件の無罪判決について報告した「被害者と目撃者の証言の信用性を否定、無罪に」(現代人文社「交通事故弁護の弁護技術」所収)
・現在は退任したが、家庭裁判所調停委員や下妻市の公平委員等も相当年数していた。